スーパーウーマン、アスカの娘、ツバサ=フィオ=イカリ。
今日も可愛くて明るいアスカママと一緒でご機嫌。
優しくて強いパパ、碇シンジは、娘には大甘の子煩悩。
素敵なファミリー碇一家はどこでも羨望の的!
しかし、この一家には大きな秘密が隠されていたのです・・・。
そう、この家の2人の女性は、娘もママも、天才だったのです。(笑)
アスカ!25時
第八話 :「雨は集まって濁流となり全てを洗い流す」
こめどころ
「ごめん、こんな時ばかり呼び付けて。みんなが寂しいの知ってるのに甘えて・・・。でも、どうしても助けが要るんだ。
父さん、母さん!お義父さん、お義母さん! ぼくの、僕のアスカとツバサが誘拐されたんだ!!」
「なんだって!!」
全員が凶悪としかいえない顔になって立ち上がった。こっ、こわっ!!
「どこのだれがそんなことを・・・・。ゆるさん!!」
わなわなと体中を震わせながらゲンドウとラングレーが立ち上がった。顔がどす黒く変色している。
ラングレーは手を挙げると空中からデザートイーグルいう凶悪な武器を取り出した。
続けてゲンドウも357MUGNUMを。にやりと地獄の住人のような薄笑いを浮かべる。
「セフティスラッグ(殺傷用特殊弾:細かい散弾が銃弾に充填されている)だ・・・。」
二人はそのまま、真っ黒な風になって物凄い勢いで換気扇から外に消えていった。
ゆらりと立ち上がるユイとキョウコ。パシッ、パパッと細かい放電が身体中を取り巻いている。
身体の輪郭が歪んだかと思うと、揺らぎながら2人は一人の人物に収束していく。
蒼い髪、輝くルビーの瞳。ふたりは綾波の姿に変身した。ぎゅっ、ぎゅっと手を握ったり開いたりしている。
二人が合体する事で高い実体と攻撃力が得られるのだ。(桜が一番好き外伝2を御参照ください。)
顔を上げる。ルビーの瞳はむしろ血のような色に怪しく光を放っていた。
「ゆるさない・・・・たとえ誰であろうと・・・。」
ぞくぞくっ、とシンジノ背筋を氷のような寒気が駆け上がる。開けてはならない箱を開けたかもしれない。
「そんな・・・、たかが誘拐事件にこんな国家機密レベルの動員をかけられんよ。」
国防省大臣、京橋宗一郎。
「おっさん、私はね、頼んでるんじゃないのよ。脅しに来てるのよ。」
「わ、わしには脅されるような事は何も無いぞ!」
「そうかしらん?あなたのSAAMの株の入手経路とかさあ、神戸の山科組のふかーいお付き合いとかさあ。」
「ななななんのことだ?」
「ううん、わたしはさ、広域特捜じゃない?そっちの方は全然畑違いなのよ。知った事じゃないの。でもさ、
同期の集まりなんかではさあ金融税務省の方にも御友達がいるし私酒癖悪いしさ、」
ぼそぼそと口の中でつぶやく。
「あるものは効率運用をすれば、向こう受けはいいでしょうねえ。新聞なんかにもさ、バーンと。」
「そ、そうだな。あるものは効率運用だな。」
「おう!おっさん、話わかるじゃん!今度一杯一緒に行こうぜ。」
「はは、わははははは。」
「がはははははははは!」
30分後。日本が世界に誇る特殊観測気象衛星「とらふぐ」の軌道修正が行われた。地表にある10cm、地下300m、
海中500mのものまでが解析可能な超高性能高解度画像撮影能力を持ち、赤外線撮影、X線撮影などありとあらゆる
特殊撮影を行える。事実上、世界最強の情報収集能力を持つ日本の眼であった。
その衛星が焦点を絞り込んでいく先は静岡県伊豆半島。
「じゃあ、ママ。行くけど、いい?」
「OK!」
閉じ込められているアスカとツバサ。とっくに拘束は解いてしまっている。
アスカが膝を突き、手を組みあわせて出す。そこにツバサが足を掛ける。
「いくわよーっ、GO!!」
「はいっ!!」
バッとアスカがツバサを舞い上げる。天井近くまで飛び上がった。
「そこっ!」
ぐわしゃっ!!
監視カメラが砕け散る。そのまま壁面を蹴って、斜め前方のカメラも踏みけざまに砕く。
くるくるくるくる・・・・と身体を回しながら床に降り立つ。
しゅたっ!
「10.00!」
アスカがにっこり笑って叫んだ。
どたどたどた、ばたばたばた。
走り回る人々の足音が近づいて来る。
「来るわよ、ツバサ、いい?!」
「まっかせなさーいっ!!」
アスカそっくりの顔をした金髪巻毛の女の子は、輝くような笑顔でにっこりと笑った。
バン!!
ドアを蹴破って銃を構えた戦闘服の男達が10人余り駆け込んできた。
「はっ!!」
ずどっ、と天井からアスカが中列にいた男の頭を足で挟むように落ちてきた。
次の瞬間、開脚旋足で両側の男達の側頭部を蹴りつける。
グキッと鈍い音がして声も無く倒れる男達。
そのまま、またがった男の首をねじりながら引き倒し持っていた拳銃を奪い取る。
ザーッと前列の2人の男の下に滑り込んできたツバサが、床に手を突いて勢いをつけながら、
真下から男達の急所に鋭い蹴りを同時に蹴りいれる。
「ぐおわあおっ!!」
「がはっはああっ!!」
声にならない声を上げて、白目を剥いて受け身もとらずにズダーンと音を立てて倒れる。
ぱんぱんぱんぱんぱん!!
連続した拳銃の発射音。見事に一人残らず手の甲や肩口を打ち抜かれている。
かがみ込む所にアスカとツバサの目にも留まらぬ鋭い蹴りが飛ぶ。
ほんの数秒で10人の男達を打ち倒した二人は、男達から武器を奪い取って廊下に走り出た。
ピピピーッ。
シンジの受令機が鋭い音を立てる。
「はい!シンジです!」
「シンジ君 ?! いま、市ヶ谷の国防省地下司令所よ。何分で来れる?!」
綾波を振り返るシンジ。
「2分。」
静かに綾波がいう。
「えーと、あの・・・2分です。」
「2分?もうここに来ているの?入り口から更に地下までエレベーターで15分くらいかかるわよ。」
「は、はあ。とにかくすぐ行きます。」
綾波が、シンジの身体をぎゅっと抱きしめる。
「ち、ちょっと・・・。」
「静かに。」
カーッと綾波の身体が輝き始める。光度がぐんぐん上がっていく。
さらにパーッと光が砕けち散り、残った光の粒が、部屋の中にちらちらと舞っていた。
どすっ。どすっ。 ぼき。バシッ。
肉を叩く鈍い音。骨の折れる嫌な音が混じる。
「ま、待って・・・くれ・・・。」
部屋の中は、数十人の男達がぐちゃぐちゃの肉塊の様になって倒れ伏している。
死んではいないようだが、低い声がまるで地獄のうめきの様に部屋の中に充満している。
壁も、調度も、何一つとして血飛沫がかかっていないものはない。空気さえもが血の霧を浮かべているようだ。
「何も言うな。おまえはここで俺達に引き千切られて死ね。」
「頼む、言わせてくれ・・・殺さないでくれ。」
「最後の言葉として聞いてやろう・・・。」
ひげ面の男が真っ赤な口を開いて嘲笑う。
「ウラルマフィアと青の連中が先月から手を組んでいるという話だ。そこに大手の3連合が参加している。
サードインパクト前の技術を復活させるために手を結んだ。だがその技術には大きな欠陥があり、特定の
DNA配列を持った人間でなければ動かせないのだ。政府の秘密組織もその人間の確保特定を急いでいる。」
「くだらん夢話に、おそろいでお出かけか。」
「ところが、ヒトゲノム計画研究所がそのDNA研究、表向き禁止されていたはずのそれを特定してしまったのだ。
そこに日本国籍の二人が弾き出されてきた。碇アスカと碇ツバサだ・・・。その特殊兵器の起動には二人の魂が
必要になる。魂が果たして物質として特定、抽出できるものなのか、我々も組織の科学者達に確認をさせた。
答えはNoだった。しかし奴等は違った。どういう技術なのかわからんがその事自体が可能と言う判断が出たようだ。」
「話を続けろ・・・。」
「その技術を特定した技術者は、何の見返りも無い研究所の体制には愛想を尽かしていた。彼はその技術をマフィアを
通じて過去の旧大国に売ろうとした。ウラルマフィアと青はその技術を自ら購入する事を決意した。しかしその時点でも
政府はその技術を信じようとせず、何の行動も起こさない。広域特捜の加持と赤木だけが情報に対して行動を起こした。
その与えられた権限で技術者を押さえ込んだ。菱川重三だ・・・。」
金髪の女性が後ろから進み出た。
「そう、そして私がその赤城リツコよ。まったく馬鹿よね。そんな事は私の知った事じゃない。この私を最後の最後で捨てて
かってに天国とやらに行って幸せに暮らしている男の頼みでへらへらと出てくるなんて。この男、本当の事を言っているわ。」
「済まんな、赤木。」
「ふ・・・。まったく男と女ってやつは・・・。ロジックじゃないのよね。」
肩が震えていた。
「こんな世界は滅んでしまえと、誰よりも世界を呪っているこの私が・・・。」
ラングレーが肩で息をしているその男の髪をつかんで言った。
「これでおまえの命はつながりそうだ。その組織の本部はどこだ。」
「伊豆・・・。布良の沖合い1500mの大型艦船。そこが連絡サブのコンタクト場所だ・・・。」
市ヶ谷国防軍総司令部。
皆のどよめきの中、輝きが部屋中に溢れ、少女と抱き合った青年が人の形を取り、現れた。
「は、派手すぎるよ、綾波さん・・・。」
「いいの。今はこの方が優先でしょう。」
駆け寄るミサト。
「シンジ君!どういうことこれっ。」
「暫くぶりです、葛城さん。」
「あ、綾波さん?」
前に会った時から既に6年。しかし少しも年を取っていない・・・。何者なの、この人。
「大スクリーン。なつかしい。・・・・TRFGの誤差修正は終わっているの?吉岡っ!」
いきなり呼び捨てにされた吉岡空将補が飛び上がる。
「は、はいっ。すでに修正終了何時でも撮影、解析に入れます!」
「状況、開始せよ!」
「了解、状況開始!!」
「r−5、7657から78992。および r8、7657から78992へ査線軸入ります!」
「ラグ7秒からコンマ08で解析画面がB3スクリーンに出ます。」
通常の地表解析は軌道に沿って帯状に地球を一回転するたびにその帯を少しづつずらし
ながら対象地域の撮影を行っていく。しかし今回のような緊急性を帯びているものに付いては
通常の固定カメラではなく地上指示による指示角度で自由に撮影できる可動カメラを使用する。
また、軌道の修正、回転速度の修正を行って静止衛星とする事もある。
いずれにせよ衛星寿命と投資効率を考えるとたびたび行えるものではない。
「赤外線カメラ、透過カメラでの撮影を。」
「Rager、状況。normal、infrared rays、ultraviolet rays・・・・。」
「Now, going on。」
「画面に投影します。」
特殊ペイント弾にわずかに含まれる顔料をヒカリクロマトグラフで次々と画面が解析していく。
その道は沼津の宮から真っすっぐ西伊豆に向かい、布良港で途切れている。
「ここからは追尾不能か?」
「いや、港の沖合いに点滅点がある。」
ミサトが腕組みをしたまま目ざとくその点滅を見つめる。
「あれは何ですか。」
「大型艦船です。画像拡大、x1000、x10000、x100000・・・・。」
画面一杯に大型貨物船の上甲板が映し出される。甲板に並ぶ軍用トラック、トレーラー、戦車、野戦砲。
「こ、これは、偽装艦船だ!」
「みて、あの右側のマストの下。」
綾波が指し示す所に、サイドカーが映し出されていた。
綾波が、静かだが良く通る氷のような声で言う。
「吉岡!」
「はいっ!!」
「田端幕僚長を呼び出しなさい。」
綾波が、シンジが。ミサトが叫ぶ。
「伊豆半島、布良へ!」
ゲンドウとラングレー、赤木リツコが叫ぶ。
「布良へ飛ぶ!」
ミサトからの連絡を受け、加持は東海。関東、東京地区の警察組織に総動員を掛ける。
「完全武装総動員、目的地は西伊豆布良の沖合い1500mの大型偽装貨物船だ!」
机の中から大型拳銃を出し、上着を戦闘用のケプラーの上着に換える。
「海上保安庁に動員要請をだせ。1500より総攻撃に移る。」
秘書官に言い捨て、屋上ヘリポートに向かった。
横浜。管区海上保安本部
「広域特捜より出動要請です!伊豆、布良沖合い1500m」
久里浜、方面軍海防基地。
「幕僚本部より実弾武装にて緊急出動命令です。伊豆布良沖合いです。」
「はあ、はあ、はあ、はあ・・・。」
息を弾ませているアスカ。
「ママ・・・、大丈夫?」
「うん、大丈夫よ。すこーし、疲れただけ。」
ツバサの顔がきりっと締まる。
(「ママは・・・、私が守る。大好きなママ。ママに何かあったら、パパが悲しむもの。」)
「あそこだーっ!!第6ブロックに2名を発見!」
「ちっ!みつかった、ツバサっ、行くわよ!」
「はいっ!」
とっさにそこにあったモップを掴むツバサ。
躍り掛かってくる戦闘員の喉笛を突き上げる。足を絡めてひっくりかえし、側頭に蹴りを入れる。
奪い取った機関銃を撃ちまくっているアスカ。
「今のうちよ!上甲板にツバサッ、あっ!」
「!!」
駆け寄ると、アスカの膝から血が溢れ出している。
「早く、早く上に行って!ママは大丈夫、すぐ後から行くわっ!」
「どこが大丈夫なの、膝、撃ち抜かれてるじゃない。」
「殺すな!生け捕りにしろよっ。ゴム弾を使えっ。」
ツバサは髪を掴むとハンカチで束ねて縛り上げた。
「ママ、絶対ママを守るわ!」
「ツバサッ、駄目よ!」
「はあああああああああっ!」
ツバサの身体から虹色の光が周囲に溢れ出す。
ぐおおおおおおおっ!
物凄い突風が吹き込んできた。続いて真っ黒な煙がそこら一面の視野をあっという間に奪う。
アスカとツバサの身体がフワッと浮かび上がった。
「あ、あ、あれ?」
「ママっ、これなんなのおっ!」
「わたしだってわかんないわよぉっ。」
黒雲の中をばりばりと激しい電光が走る。たちまちのうちに其処にいた男達は稲妻に打たれて倒れた。
二人はつむじ風に包まれて船の甲板に降り立った。そこには百人余りの男達が、まるで象に踏みにじられた
森林のような状態で倒れていた。機関砲の銃身はひん曲がり、戦車のキャタピラが引き千切られた様になって
ひっくり返っている。
「すごい・・・。」
「アスカ、もう大丈夫だよ。」
黒いつむじ風が人の形を取った。アスカの父、ラングレーが白い歯を見せて笑っていた。
「パパっ、パパぁ。」
しがみつくアスカ。
「おじいちゃんなの?」
ツバサが目を丸くする。生まれて始めてみるアスカのパパ、写真でしか見た事の無い祖父がそこにいた。
「じゃあ、私を抱いてるのは誰なの。」
「パパのお父さんよ。黒いおひげの優しいおじいちゃんよ。」
「おじいちゃん、お顔を見せて。」
しかし、ゲンドウはなかなか顔を見せない。
「どうしたの? お父様。」
「俺は・・・、余り人に好かれる顔じゃないから・・・。」
アスカは父の腕から離れると、輪郭のぼんやりしたままのゲンドウに寄り添った。
「そんな事はありませんわ。いつだって、黒いおひげのおじい様のお話を聞くのがツバサは大好きでした。」
「そ、そうか・・?」
「ゲンドウ、顔を見せてやれ。」
ゲンドウは、揺らぎをとめた。人の形が定まる。
「おじいちゃん。ほんとに立派なおひげだわ。」
抱きかかえられたまま、ツバサはゲンドウの髭をなで、頬に触れた。
「おじいちゃん、助けてくれてありがとう。」
「なんだ、おまえ、泣いているのか。」
「うるさいっ!!黙らんかラングレー!」
「あっはっはっは!」
ぎゅっとツバサはゲンドウの首にしがみついた。
「こわかったの。ほんとにありがとう。」
「ツバサ・・・。」
ばたばたばたばたばたばた
ヘリコプター十数機がこちらへ向かってくるのが見えた。沖合いに高速巡視艇が2隻、こちらに向かってくる。
港湾は、真っ赤になるくらいのパトカーが群れを成している。ランチがこちらに向かってくる。
そのランチにはシンジと加持、ミサトと、綾波が乗っている。
「シンジ、いくわよ。」
「うん。ミサトさんまた説明は後で。」
きらりと光を放つと、甲板に二人が飛んできた。
「アスカ!ツバサ ! 」
シンジが駆け寄ってくる。ツバサはゲンドウと離れると、シンジに駆け寄った。
「パパ!パパ!パパァ! ごめんなさい、ママが怪我しちゃったの。膝を撃たれたの。」
「えっ、膝を?」
「平気よ、病院に行きさえすれば。」
無理に立とうとして顔をしかめる。
「じっとして、アスカ。
綾波が、膝に手を当てる。暖かい光が膝を包む。
暖かい。痛みが薄らいでいく。
「ずっと前、お母さんたちに肩をこうして直してもらった事があったわね。」
「ええ。そうね。」
「今日は、どうしてみんな来てくれたの?」
「シンジが呼んでくれたのよ。」
「あんなに、みんなを呼ぶのにためらいがあったのに。」
「あなたとツバサには換えられなかったのね。」
「ごめんね。ママたち。」
「いいのよ。私たちには時間は関係ない。いつまでだって待っていられるわ。」
貨物船に、警官隊が乗り移ってきた。倒れている戦闘員を次々と運び出す
まずは、特に頼んで大事なサイドカーをランチに移してもらった。この時までに巡視艇のほかに
大型の護衛艦が1隻、湾中央には潜水艦も配置されていた。
19時。
加持、ミサト、リツコ達広域特捜の幹部達は、湾に面した小さな旅館で休んでいた。
ずどおおおおおおん・・・・。
地響きが伝わってきた。
「な、なんだっ!」
加持が障子を開く。湾のかなたに見える組織の大型貨物船が黒煙を上げている。
続けて、2度目、3度目の爆発が船の向こう側で起きている。
ばらばらと、警備と検証をしていた警官達が海に飛び降りていくのが見える。
「くそっ!やられた。」
東京。東中野。
「さあ、今日は私のお料理をみんなに食べてもらうわよ!」
大張り切りの綾波。
「おばあちゃん手伝うわ。」
アスカとツバサが可愛いおそろいのエプロンを掛けてカウンターキッチンに入ってくる。
「だめ!」
「え?」
きょとんとする二人。
「おばあちゃんは禁止。大体この格好でおばあちゃんは可笑しいでしょ。」
こくこく。確かに綾波はせいぜい17,8歳の少女にしか見えない。アスカの妹くらいという感じだ。
「この格好の時は、綾波さん、と呼んでね。レイって言ってくれてもいいな。」
「じゃ、じゃあ、レイ。お手伝いしようか。」
「うんっ!アスカちゃん。キャベツ刻んでね。」
ツバサはため息をついた。
「子供っぽいママが2人になっただけかあ。大変だなあ、わたし・・・・。
第八話 :「雨は集まって濁流となり全てを洗い流す」おしまい
(^^;ちょっといつもより長いけど、いかがでしたか。
さあ、とうとう、ツバサちゃんはおじいちゃんおばあちゃんと同居。あんまり驚いてないのは何故?
今日は一杯活躍したツバサちゃん。お風呂に入って早く寝ようね。(^^)
遂に!、遂に!、遂に!。
あの方々が現れて大騒ぎになってしまいました!。
いつ出てくるのか、それとも出てこないのか、とっても気になってましたがやっぱり遂に出てきましたねぇ。
うーん、これでなくっちゃ桜シリーズとは言えないデスもんねぇ〜♪
こんなに大騒動になっても、おうちに帰れば楽しい碇家、その碇家に遂に碇家に綾波さんも現れて、
そしてゲンドウにラングレー氏。
かわいいツバサちゃんの前に、むさいおやじーズはどう行動するのか?
そして強力無比な綾波さんはナニを?!
子供っぽいママと、そして子供になっちゃったおばぁちゃんズを前に、とりあえずあきらめてみる
ツバサちゃんの運命や如何に!!。
これから先が、すんごく気になるのは私だけ?、じゃないですよね。
これから先の展開を、コメさんはきっと色々考えていることでしょうけれど、実はみなさんの
リクエストも待っていたりします 。
っというわけで、是非是非すてきな作品を書いてくださったコメさんに、感想とリクエストを!